母の難聴 自分に正直になる

こんばんは。

春川恭子です。

お母さんは私が物心ついた時から超難聴でした。
そして耳が聞こえないので自然と大きな声で話をします。補聴器をつけて耳の隙間があるとピーピーと音が鳴ります。いつも音が鳴っていて教えていました。「お母さんは音が鳴っているのに何故気がつかないの!」母にとても嫌な顔をして伝えていたと思います。

難聴

母と一緒に買い物や銀行に行くときには私が間に入って通訳しました。母は自分の難聴を隠すので私は嫌でした。知らない人は普通に話しかけます。聞こえていないのにトンチンカンな答えを言ったりしました。
自分から「難聴です。」と伝えれば相手も判るように話をするでしょう。
きっと、子供にも、他人にも言えず、自分は「難聴」を受け入れられなかったのかもしれないです。

自分の嫌なところはなかなか受け入れにくいですが、そういうところがあると受け入れて、それでOKです。
母のような「難聴」の場合はオープンにした方が周りが対応しやすいです。

施設で母は穏やかで笑顔が癒されるとよく言われます。
今、母は素で生きているような気がします。

この記事を書いた人

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Kyoko

薬剤師。
健康で心も身体も元気であるためにはどうしたらいいのか。

その人の本来の姿、その人らしく生きることが最大の健康になると
一薬剤師としての結論に至りました。

埋もれているあなたの光を見つけだし、
磨きをかけ魅力を引き出すお手伝いをさせて頂きます。
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